お口の中の一番奥の歯、ご存じですか?

担当: | 2024.07.23

エムズ歯科クリニック菊名のブログをご覧の皆様、こんにちは、技工士石塚です。
夏本番を迎え、暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
今月は、奥歯、それも「親知らず」についてお話ししたいと思います。
どうぞ、涼しい場所でゆっくりとお読みください。

「智歯(ちし)」とも呼ばれている親知らずですが、
これは他の永久歯が生え揃った後に生えることから、知恵の備わった年齢になってから生えることに由来しています。
一般的には10代後半から20代前半にかけて生えるとされていますが
個人差も大きく、30代以降に生える場合もあります。
【ある程度の年齢になってから生える=親の知らぬ間に生える】ことから親知らず、と一般的に呼ばれています。

他の永久歯とは違って大人になってきてから生えてくる親知らずですが、
「生えてきたらなんか厄介らしい」というのが大多数皆様の持つイメージではないでしょうか?
事実、親知らずは他の永久歯がすでに生え揃った後に生えるために、生えるための十分なスペースがないことが多く、
他の歯を押すように生えてしまった場合などには歯並びを悪化させたり、痛みが生じてしまうこともあります。
しかも親知らずは、歯ブラシが届きにくい一番奥の場所に生えるため、
口腔衛生を維持するのが困難で虫歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。
これらの事から、親知らずは抜歯されることが多い歯になっています。

そんないかにも厄介そうな親知らずですが、必ずしも抜かなければいけない訳ではありません。
親知らずを抜くかどうかは、個々のお口の中の状況によって異なります。
親知らずが正常に適切な位置に生え、適切なケアが行われている場合には抜歯の必要はありません。

親も知らない自分の親知らずの状態がどうなっているのか、「気になる!」と思われた方は是非エムズ歯科クリニックにご相談ください。
ご質問やご不安にも、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診断とアドバイスをさせていただきます。

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