みなさんこんにちは。エムズ歯科クリニック菊名の歯科衛生士の吉尾です。先月とは一気に気温が下がり少しずつ冬の匂いがしてきました。私は夏よりも冬の方が好きなので、過ごしやすくなってとても嬉しいです。
今日は市販の洗口剤についておすすめと使い方、適切なタイミングについて解説します。
①. 洗口剤の基本知識
洗口剤は、口内の清潔を保つために役立つアイテムです。食べかすや汚れ、ネバつきをすっきりさせてくれます。洗口剤と液体歯磨きの違いは、ブラッシングの有無と使い方です。洗口剤はすすぐだけで効果があり、液体歯磨きは歯ブラシでブラッシングする必要があります。
②洗口剤の正しい使い方
1. 歯ブラシでブラッシングとフロスでフロッシングを行います。
2. 適量の洗口剤を口に含みます(製品により異なります)。
3. 20〜30秒間、口をすすぎます。
4. 洗口液を吐き出します。水でのすすぎは必要ありません。
洗口液は医薬部外品で、薬用成分が含まれています。水でのすすぎをしないほうが効果を長続きさせるために良いでしょう。
③市販のおすすめ洗口剤3選
1. 殺菌成分入りの洗口剤: 口臭やネバつきが気になる方におすすめです。雑菌を防ぎ、臭いを抑えてくれます。
2. 洗浄成分・コーティング成分入りの洗口剤: 汚れを予防したい方に適しています。磨き残しや汚れの再付着を防げます。
3. 抗炎症成分配合の洗口剤: 歯茎の炎症が気になる場合におすすめです。
◎夜寝る前の洗口液使用がお勧め
夜は口内の細菌が増殖しやすいタイミングです。洗口液を使用して細菌の増殖を抑え、口腔疾患を予防しましょう。
洗口液を使う際は、ブラッシングやフロッシングを省略せずに行いましょう。それぞれのケアの目的が異なるため、歯ブラシでの物理的な汚れ取りと洗口液の効果を併用することが大切です。
皆さんの口内ケアに合った洗口剤を選び、正しく使ってくださいね!