こんにちは、エムズ歯科クリニック菊名・綱島のお話しを担当しています。永里です。

最近湿気も多く暑い日が続いていますね。

水分補給をしっかり行い熱中症にお気をつけください。

そして今日は親知らずについてお話していきます。

親知らずは、通常、20代前後に生えてくることが多い歯です。

多くの方が親知らずに関して悩みを抱えているのではないでしょうか。

親知らずが生えてくるときに痛みや腫れを感じることがあり、場合によっては抜歯が必要になることもあります。

では、親知らずは本当に抜くべきなのでしょうか？

まず、親知らずが正常に生えている場合、特に問題がなければ抜く必要はありません。

しかし、親知らずが斜めに生えてきたり、歯茎の中に埋まっていたりすると、周囲の歯や歯茎に悪影響を及ぼすことがあります。

例えば、親知らずが隣の歯を押してしまうことで歯並びが乱れることがあります。

また、親知らずが部分的にしか生えていない場合、歯茎が炎症を起こしやすくなり、痛みや腫れを引き起こすことがあります。

さらに、親知らずが原因で虫歯や歯周病が発生することもあります。

親知らずは奥に位置しているため、歯磨きが難しく、食べ物のカスや細菌が溜まりやすいです。

その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

特に、親知らずが完全に生えていない場合、歯茎の下に細菌が入り込みやすく、炎症を引き起こすことがあります。

親知らずを抜くべきかどうかは、個々の状況によります。

歯科医師と相談し、親知らずの状態を確認してもらうことが重要です。

親知らずが問題を引き起こしている場合、抜歯が推奨されることがあります。

抜歯は通常、局所麻酔を使用して行われ、痛みを感じることはほとんどありません。抜歯後は、適切なケアを行えば早期に回復することができます。

親知らずの抜歯を決定する際には、以下のポイントを考慮してください：

1.親知らずが斜めに生えているか、埋まっているかどうか。

2.親知らずが隣の歯に悪影響を及ぼしているかどうか。

3.親知らずが原因で虫歯や歯周病が発生しているかどうか。

4.親知らずが痛みや腫れを引き起こしているかどうか。

親知らずの抜歯は、健康な口腔環境を維持するために重要な決断です。

親知らずに関する悩みがある場合などはお気軽にご相談ください。