こんにちは。エムズ歯科クリニック歯科医師の沢﨑です。
だいぶ暑くなってきましたね。夏休みまであと少し、頑張りましょう。
ところで、皆さんは親知らず生えてますか?それとも埋まっていますか?もしくはもう抜かれましたか?もし生えていて、たまに痛みが出るという方は、抜かれることをお勧めします。ということで、本日は親知らずについてお話をしたいと思います。
親知らずとは、最後に生えてくる永久歯のことで、一般的には20歳前後に生え始めます。しかし、親知らずは他の歯と比べて生え方が不安定で、歯並びを悪くしたり、痛みや腫れを引き起こすことがあります。このような場合、親知らずを抜歯する必要があるかもしれません、、、
親知らずは奥にあるため、歯磨きがしにくく、細菌が繁殖しやすいです。
親知らずの痛みが出た場合、まずは歯科医に相談してください。歯科医は、親知らずの状態や症状を診断し、抜歯が必要かどうかを判断します。抜歯をした場合、以下のような利点があげられます。
- 痛みや腫れを解消できる
- 歯並びや噛み合わせの悪化を防げる
- 虫歯や歯周病のリスクを減らせる
抜歯が必要でない場合は、親知らずを残しても全然問題ありません。ただし、定期的に歯科医の検診を受け、親知らずの状態をチェックする必要があります。
親知らずを抜歯した後は、以下のような注意点があります。
- 抜歯した当日は、冷たいものや硬いものを避け、柔らかいものを食べる
- 出血を促してしまうのでうがいをしすぎない。
- 抜歯した部分に熱や冷たいものを当てすぎない
- 抜歯した部分を舐めたり触ったりしない
- 当日は激しい運動、長時間の入浴、飲酒など血流が良くなることはしない
- 抗生物質や痛み止めなどの処方薬を指示通りに服用する
- 歯磨きは丁寧に行い、抜歯した部分はやさしく扱う
親知らずを抜歯した後は、しばらくの間は不快な症状が続くことがあります。しかし、これらは通常の回復過程の一部であり、時間とともに改善されます。もし、痛みや腫れがひどくなったり、熱が出たり、出血が止まらなかったりする場合は、すぐに歯科医に連絡してください。
またご不明点等あれば、気軽にご相談ください。