こんにちは、エムズ歯科クリニックの吉尾です。最近ジメジメする日が続き遂に梅雨に入りましたね。雨はあまり好きではないですが、紫陽花が見れるのは少し楽しみです。さて今日は親知らずについて、抜歯の必要性や歯ブラシの難しさについてお話しします。
親知らずの抜歯の必要性
親知らずは、一番奥に生える歯で、歯ブラシが届きにくいためケアが難しい歯です。特に斜めや横向きに生えている場合は、歯ブラシで清掃できない空間ができ、炎症を引き起こすことがあります。智歯周囲炎という炎症は、口の中で激しい痛みや腫れを引き起こすことがあり、放置すると全身に影響を及ぼすこともあります。
抜かなくていい親知らず
1. 痛みがなく、キレイに噛み合っている歯**: 歯がまっすぐ生えていて痛みがない場合は、無理に抜かなくても大丈夫です。
2. 抗生剤や痛み止めでの治療ができる歯**: 薬で炎症を抑えることができる場合は、急いで抜歯する必要はありません。
3. 大事な仕事やイベントが近い時の歯**: 抜歯後のスケジュールに注意しましょう。
抜く必要がある親知らず
1. 何度も炎症をくりかえす歯: 繰り返し炎症を起こす場合は、通院治療が大変です。
2. 虫歯になってしまった歯: 歯ブラシが届きにくいため、虫歯になりやすいです。
3. 矯正治療などを行う時に悪影響が出そうな歯: 矯正前に抜くことがあります。
親知らずの抜歯については、歯科医師に相談しましょう。