こんにちは、エムズ歯科クリニック港南台、歯科医師の恵谷です。
寒さも厳しい時期になってまいりました。
このような時期は温まるものを食べたいですね。
野菜を効率的に摂取出来てとてもよいです。
中でもホルモン鍋などは野菜にも出汁がしみてとてもおいしいですが、かみ切りにくいことはないでしょうか。
経験がある方、歯並びが関係しているかもしれません。
物を咬むとき、人間は自分が咬みやすいように脳が調整をしており、上下の歯でもっとも咀嚼で効率がよいところで咬もうとしています。
硬い、煎餅のようなものは上下の歯がある程度あたっていれば咬んで割ることもできます。
しかしホルモンのような弾力のあるものだと、上下の歯が緊密に当たらなければかみ切れないことがあります。
また、開咬といって前歯が当たらない人では、そばやうどんなどの麺類について、上下の前歯同士があたらずかなりかみ切りづらいです。
人によっては舌を使って麺類も器用に食べる人もいますが、本来の食べ方と比べて、非常に舌に負担をかけ、また顎も動かすため顎関節症のきっかけになる場合もあります。
綺麗な歯並びというものは、ただ見た目がきれい、というだけにとどまらず、その人自身の栄養摂取にも密接に関係しているのです。
歯並びの影響で食事のしづらさを感じている方は、はやめに治すことができればそのあとの咀嚼効率が向上するため食事にもよい影響を与え、
今まで無意識に食べづらくて避けていた食物も食べられるようになる場合があります。
そのような場合に矯正治療を行うと改善する場合があります。
気になっている方は是非ご来院ください。