こんにちは。港南台歯科衛生士の和田です。
梅雨もすっかり明けて、いよいよ夏本番へと近づいてきましたね。
外は日も伸びて、夏に近づくにつれてワクワクします!!
少しずつコロナも緩和してきたのでイベントごとも増えてきましたね!
皆さんは夏の予定は立て始めましたでしょうか。
さて、今回お話したいテーマは「クリーニング」についてです。
歯ブラシをどんなに頑張っていても歯ブラシでは届きづらい奥歯などは歯垢が残りがちです。
その歯垢にはたくさんの細菌がいます。約1000億個ほどと言われています。
その細菌の塊である歯垢を放置すると虫歯や歯周病菌の餌となり知らない間に進行していく可能性があります。
また、磨き残しが残ったままですと細菌は増殖し歯の表面に「バイオフィルム」というヌメヌメした細菌膜を作ります。
バイオフィルムがあると歯垢や細菌を吸着し歯垢の付きやすい歯になってしまいます。
そのバイオフィルムを除去するにはクリーニングが必要となります。
専用の機器を使用して歯、歯肉の境目や歯と歯の間を洗浄していきその後歯の表面をブラシで研磨をしていきます。
仕上げにフッ素を表面に塗布し歯を強化していきます。
バイオフィルムは一度除去を行っても約2~3カ月ほどで回復します。
またバイオフィルム以外にも歯垢が2~3日ほど残っただと唾液中のミネラル成分と結合して石灰化しはじめて「歯石」になっていきます。
歯石は歯ブラシでは除去が困難なので専用の器具を使用して除去します。
そのため定期的なクリーニングが必要になってきます。
クリーニングは患者さんの口腔内の環境に合わせて必要な研磨剤の選択し
その後、どのようなブラッシング法が必要かも歯科医師や歯科衛生士が適切なアドバイスをしていきます。
虫歯や歯周病にならない環境を目指していきましょう。
定期健診(クリーニング)でお待ちしております。