こんにちは。
9月に入り、少しずつ秋の気配を感じるようになりましたね。朝晩の涼しさに、季節の移ろいを感じる今日この頃です。
エムズ歯科クリニック港南台、助手の渡辺です。
今回は乳歯の生え変わりと小児の栄養、についてお話ししたいと思います。
乳歯は、生後6か月頃から生え始め、3歳頃までにほぼすべてが揃います。
そして、6歳前後から永久歯への生え変わりが始まり、12歳頃までに完了するのが一般的です。
この時期は、歯の成長だけでなく、身体全体の発育も著しいため、栄養面でのサポートがとても大切です。
歯の形成には、カルシウムやリン、ビタミンDなどの栄養素が欠かせません。
これらは、丈夫な歯を作るための材料となります。また、タンパク質やビタミンA・Cも、歯ぐきや口腔内の健康を保つために重要です。
バランスの良い食事を心がけることで、歯の生え変わりをスムーズにし、虫歯や歯肉炎の予防にもつながります。
とはいえ、好き嫌いや食べムラが出やすい時期でもあります。
無理に食べさせるのではなく、食事を楽しい時間にする工夫が大切です。例えば、見た目を工夫したり、家族で一緒に食卓を囲んだりすることで、自然と食への興味が湧いてくることもあります。
また、乳歯が抜ける時期は、歯磨きが難しくなることもあります。
抜けかけの歯や新しく生えてきた歯は、磨き残しが多くなりがちです。
保護者の方が仕上げ磨きをしてあげることで、口腔内を清潔に保つことができます。
乳歯は一時的なものと思われがちですが、永久歯の生え方や歯並びに大きく影響します。
だからこそ、乳歯の時期からしっかりとケアをしていくことが大切です。
お子さまの歯のことで気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちスタッフ一同、皆さまの健やかな成長をサポートできるよう努めてまいります。


