人からみられる前歯の着色

担当: 歯科医師 恵谷 | 2022.01.22

こんにちは、エムズ歯科クリニック港南台、歯科医師の恵谷です。

今年の冬は例年より寒くなるとのことですが、皆様どうお過ごしでしょうか。

寒くなると特に温かい食べ物飲み物を摂りたくなりますね。

私もよくコーヒーを買って飲んでいます。

さて、コーヒーなどを飲む人に特にお聞きしたいのですが、前歯の色などは気になったことはないでしょうか。

前歯の着色が気になって、テレビのCMの、歯を白くする、といっている歯磨き粉などに興味を持ったりする方もいるかと思います。

そしてそういった歯磨き粉を使ってもとれない着色もあったりします。

そういった着色はどこからくるのでしょうか。

多くはポリフェノールを多く含んだ飲食物によるものです。これが歯の表面の見えない唾液タンパク質のペリクルというものとくっつきます。これが積み重なって頑固な着色になってしまいます。積み重なっていけばいくほど普段の歯磨きでは取れなくなります。

そういった着色がつかないようにするには、まず着色しやすい飲食物を摂らないように心がけることや、摂ったあとにすぐお水でゆすぐなどがあります。

そして着色したあとは、歯科医院で、PMTCという専門的なクリーニングをおこなっていくのが良いです。さきほど述べたペリクルというたんぱく質は普通の歯磨きでは取りづらいものなので、歯科医院で丁寧にとり、歯の表面をつるつるにしていくことで着色しにくい状態にしていくと良いです。

歯の着色はいままでの生活の積み重ねで起きるものです。普段から丁寧に口腔ケアを行い、定期的に歯科医院でPMTCを行うことで着色しにくいお口にしていきましょう。

着色が気になるようでしたらお気軽にお声掛けください。

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