みなさん、こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台歯科医師の松永です。
最近、とても寒くなり、冬も本格的になってきましたね。上着の種類も厚手のものに変わるなど、
対策が必要となってきました。体調を崩さないように、日々基本的な予防を意識していきたいと思います。
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は、口腔機能低下症についてお話をしていければと思います。
口腔機能は、①摂食、咀嚼、嚥下機能、②発音、構音機能、③その他(姿勢保持、審美性、その他)に
分けられます。
それぞれの機能が低下していくと、口腔機能低下症と呼ばれる疾患になります。
口腔機能が低下すると、次の症状が見られるようになります。
口の中が汚れる(口腔不潔)、口の中が乾く(口腔乾燥)、食べ物が口に残るようになった(咬合力低下)、
滑舌が悪くなった、食べこぼすようになった(舌口唇運動低下)、薬を飲みにくくなった(低舌圧)、硬いものが食べにくくなった(咀嚼機能低下)、
以上の3項目以上に該当する場合、口腔機能低下症と診断され、歯科での治療が必要となります。
保険適用によって、歯科治療やトレーニングを受けることができます。
口腔機能低下症を放置しておくと、摂食嚥下障害などさらに重い口腔機能障害を引き起こし、全身の健康に関わる問題になってしまうこともあります。
日々の口腔ケアでしっかりと予防することはもちろん、以上の気になる症状がでた場合は、すぐに歯科医院へご相談ください。
当院では、専門の歯科医師を始め、歯科衛生士、管理栄養士が連携をとりながら、しっかりと対応できる環境が整っております。
歯でお困りのことがございましたら、いつでもご相談ください。
スタッフ一同、お待ち致しております。