こんにちは!エムズ歯科クリニック港南台所属歯科衛生士の大塚です。
寒い日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。まだまだ寒い日が続きそうですので体調管理には気を付けていきましょう!
さて、今日は唾液についてお話いたします。唾液にはいろいろな働きがあることをご存じでしょうか?
唾液は、耳下腺、顎下腺、舌下線という3つの場所から分泌されていて、1日に1リットル~1.5リットルほど出ているのです。
唾液の働きについては以下のものがあります。
・自浄作用:歯の表面についた汚れを洗い流します。
・殺菌作用:細菌が体の中に入らないように殺菌してくれます。
・消化作用:食べ物を噛めば噛むほど唾液がたくさん出ます。それが消化液の役割となりでんぷんを分解しています。
・再石灰化作用:唾液の中に含まれるリン酸やカルシウムといった成分が歯をもとの状態に戻そうとしくれます。
(完全に虫歯になってしまったら元の状態に戻すことはできません)
・緩衝作用:お口の中を中和してくれます。
唾液は年齢や加齢、ストレスなどが原因で減少してしまいます。減少してしまうと、歯周病や虫歯が進行する速度が速くなり取り返しのつかないことになる前に、日ごろからよく噛んで唾液を出すようにしましょう。また、お水を飲んでお口の中を潤すことも大切です。
唾液やお口の中を知るには、定期健診が重要となります。お口の様々な疑問にお答えいたします!
歯科医師、スタッフ一同お待ちしております。