こんにちは、歯科医師の恵谷です。
暑い日が続きますので夏バテに気を付けてお過ごし下さい。
皆さんは定期的に歯科医院でクリーニングのご予約をされていますか。
されている方は、素晴らしいです。
是非そのまま通院を続けていただければと思います。
さて、クリーニングはなんのために必要なのでしょうか。
端的に言えば、自分の歯磨きだけだと不十分だからです。
磨き残しがあると、そこは常にむし歯や歯周病の菌が定着し、リスクが高くなってしまいます。
そうなりやすい人とはつまり、汚れがたまりやすいお口の環境の人で、歯並びが悪かったり、歯磨きが出来ていない人です。
歯磨きでは、歯垢という、口の中の菌が栄養を取って作り出すものを主に掃除していきます。
ここで磨けていないところは、後々歯石となります。
歯石は歯磨きでとることが困難です。
歯石がついていると、特に歯周病の菌がそこに集まってきて、歯周病が進行してしまいます。
歯周病は歯がなくなる二大原因の一つです。
なのでなるべくすぐ取り除くべきです。
他にも、茶渋やタバコなどでも着色をしていきます。
歯磨きでとれない、という着色も中にはあります。
歯科医院でのクリーニングでは、歯自体をホワイトニングしないといけないケース以外では着色を取り除くことができることも多いです。
つまるところ、自分でできている自信のない人や、自分が面倒くさがりだと自覚している人については、クリーニングは特に重要です。
クリーニングに通っていただく過程で、歯磨きの効率的なやり方、最初の時と比べて着色なども改善していくと、続けるモチベーションもでてきて、口の中も清潔になって、一石二鳥です。
ぜひクリーニングで来院されることをお勧めします。
ご興味がありましたら、ぜひご来院ください。