こんにちは、エムズ歯科クリニック港南台、歯科医師の恵谷です。

暑い季節になり、そうめんだったり、アイスだったり、さっぱりした、冷たい食べ物が食べたくなりますね。

暑いと余計に、コンビニなどでつい買って冷たいものを食べたり飲んだりして、そのままにしちゃうという経験もあるのではないでしょうか。

このとき、お口の中では、細菌が繁殖して、口臭がしたり、歯垢がたまって、虫歯や歯周病のリスクが上がったりします。つまり歯ブラシや、その際の歯磨き剤を使用せず放置した場合、歯垢がとれず虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。

他にも、歯磨きや歯磨き剤を使用しない場合、着色成分をとる働きが期待できず飲食物やタバコなどの影響で歯が着色しやすくなります。

これらの問題を避けるためには、歯磨き剤を使用することが有効です。

まず、歯磨き剤に含まれる研磨剤や界面活性剤が歯垢を効果的に除去し、口腔内の清潔さを保ちます。これにより、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

加えて歯磨き剤には口臭を抑える成分が含まれており、口の中の不快な臭いを軽減します。口中の細菌や食べかすを取り除くことで、爽やかな口臭を保つことができます。

そして日本の場合、ほとんどの歯磨き剤でフッ素が含有されており、フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯の予防に役立ちます。

これらのように、歯垢の除去、口臭対策、フッ素による歯質強化など、歯磨きの際に歯磨き剤を使用するほうが、歯磨きの効果をより期待できるようになります。

ぜひご自身の口腔ケアには歯磨き剤を使用するようにしてみてください。