歯磨き粉(歯磨剤)の役割とは

担当: 歯科医師 恵谷 | 2022.05.22

こんにちは、エムズ歯科クリニック港南台、歯科医師の恵谷です。

花粉の飛び交う季節となり、このような時代でなくともマスクが必須な方もいるかと思います。

マスクをしていて、息がしにくいだとか、蒸れるとか、少し困ったこともありますよね。

そのうえで、口の臭いが気になった方などいないでしょうか。

口臭の一つの原因として口の中にばい菌がいたままだとどんどん臭うようになってくることがあります。

お食事の後は口の中を舌でさわるとざらつきがあり滑りけがあることが気になる人もいるでしょう。

特に歯磨きをしないまま放っておくと口の中のばい菌が、食べかすの栄養を使って、増えていきます。

歯科医院で歯周治療をしたことがある方などはその際に説明を受けたりするかもしれませんが、あのざらつきやぬめりけの原因は主にばい菌なんです。

そのまま放っておくと、むし歯や歯周病が進行してしまします。それらは、歯がなくなる特に主要な原因の二つで、大半の人の歯はこれにより失われます。

なのでこのばい菌はない、あるいは少ないにこしたことはありません。

この時に重要なのがセルフケア、つまるところ歯磨きなどの口腔ケアです。

歯磨きについて、このばい菌の数を減らす手助けをしてくれるのが歯磨き粉(歯磨剤)です。

このばい菌の、ぬめりけのもとはプラークといい、いわばばい菌が生んだ汚れの塊です。

このプラークを取り除く効能、プラーク除去能を歯ブラシ単体より高めてくれるような内容物が、歯磨剤の中にあります。

コンビニ、ドラッグストアなどで売ってある歯磨剤で、それぞれ全く一緒のものはなくとも、歯磨きの効果を高める、つまりむし歯、歯周病の原因をなるべく取り除くという効果を求めてほとんどの歯磨剤はつくられています。

お風呂などの掃除の際、たわしなどだけでやると大変で落ちにくい汚れが、洗剤をつけるととれるように、歯磨剤をつけることで、口の中のばい菌もとれやすくなり、清潔に保つことができます。

味が苦手な方なども、最近はいろいろな種類の味の歯磨剤があるのでぜひ活用してみてください。

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