こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台のスタッフの濱尾です。

8月に入り、夏本番の暑さが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。熱中症や体調管理に気をつけながら、楽しい夏をお過ごしくださいね。

さて、今回は「お子さまの歯磨きの理想」についてお話ししたいと思います。保護者の皆さまから「子どもの歯磨き、どうしたらいいの？」とご相談をいただくことがよくあります。小さな頃から正しい習慣を身につけることで、大人になってからも健康なお口を保ちやすくなります。

まず、仕上げ磨きは小学校低学年くらいまで続けていただくのが理想です。子どもは手先がまだ器用ではないため、自分ではどうしても磨き残しが出やすいです。特に6歳頃から生え始める「6歳臼歯」は、生えたばかりの時期は歯ぐきに埋もれていて磨きにくく、虫歯になりやすいので注意が必要です。奥歯の溝や歯と歯の間は、仕上げ磨きでしっかりチェックしてあげましょう。

歯磨きの回数は、朝と夜の2回が基本です。特に夜は、寝ている間に唾液の分泌が減り、虫歯菌が活動しやすくなるため、寝る前の歯磨きはとても大切です。

歯ブラシ選びも大事なポイントです。お子さまの年齢やお口の大きさに合ったものを選びましょう。ヘッドが小さく、毛先がやわらかいものがおすすめです。無理に力を入れず、やさしく小刻みに磨いてあげてくださいね。

また、歯磨きを楽しい時間にする工夫も効果的です。お気に入りのキャラクターの歯ブラシや、音楽やタイマーを活用するのもいいですね。歯磨きが「楽しい習慣」になると、お子さま自身も積極的に取り組んでくれます。

当院では、歯磨き指導やお子さまの検診も行っています。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。夏の間も、お口の健康を一緒に守っていきましょう。