こんにちは！
港南台、歯科医師の福島です。
少しずつ肌寒い日が増え、秋から冬を迎えつつある今日この頃ですね。
今日は歯肉について書いていこうと思います。
皆様、歯肉炎と歯周病の違いはご存じでしょうか？
歯肉炎は何かしらの原因があって歯茎が炎症を起こしている状態をいい、歯周病は何かしらの原因があって歯茎が炎症を起こして歯を支えている骨を壊すことを言います。
よく原因として挙げられるのがバイ菌ですが、必ずしもそうではないこともわかっています。
噛み合わせが原因であったり、妊娠性のものやお薬の副作用として起こったりすることもあります。
ただし、この中でバイ菌が原因で起こる歯肉炎や歯周病はご自身で予防しやすいものになります。
では、歯医者さんで行われる治療ってどういったものなのでしょうか？
通歯周病の治療では最初に歯周基本検査といって歯茎のポケットの深さを確認します。
炎症により歯茎が腫れてポケットが深くなっている場合、クリーニングを行い、再度評価を行います。
歯茎の下にまで歯石ができている場合、麻酔を行って歯石も除去します。
ただし、歯茎の下にできているので、手探りで除去することになり、完全に取り除くことは困難です。
改善すれば良いですが、改善しない場合は麻酔をして歯茎を切り開いて直接見える状態にして歯石を除去します。
原因となるバイ菌を徹底的に除去することで歯肉炎、歯周病の治療を行うわけです。
ここまでは保険診療で行えます。
ただし、一度破壊された骨は戻りません。
世の中には破壊された骨を誘導、回復する材料がありますが、保険適応ではないので自由診療になります。
エムズ歯科クリニックでは以下の費用で治療を行っています。
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歯周病治療を検討されている方は、是非近くの歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。
