こんにちは、エムズ歯科クリニック港南台管理栄養士の橋爪南美です。
すっかり肌寒くなってきましたが、みなさんいかがお過ごしですか。
秋といえば食べ物が美味しい「食欲の秋」です。
みなさんは秋の食べ物と言ったら、どのような食べ物が連想されますか。
かぼちゃ、さつまいも、柿など美味しい食べ物が沢山ありますね。
11月には、11/8「いい歯の日」があることから、歯の健康を考えて、秋の食材にはどのような効果があるのかピックアップしてお話ししていきたいと思います。
まずは歯に良い栄養素を一部ご紹介します。
・カルシウム 歯を固くする(石灰化)
・ビタミンD カルシウムの吸収を助ける
・ビタミンA 歯のエナメル質を作る
・ビタミンC 歯の象牙質や歯茎を作る
上記のように様々な栄養素が健康な歯を作り上げていくために必要となっているのです。
では、この栄養素を踏まえて秋の代表的な食材を見ていきましょう。
①かぼちゃ(βカロテン、ビタミンC、など)
βカロテンは、体の中でビタミンAに変換されるため、歯のエナメル質を強くして、丈夫な歯を作ってくれます。
②さつまいも(食物繊維やビタミンCなど)
ビタミンCは歯の象牙質を作ってくれるだけでなく、コラーゲン生成を促す働きがあるため、歯周病にも効果的です。柿やみかんにも豊富に含まれています。
③サンマ(カルシウム、ビタミンDなど)
歯を固く丈夫にするカルシウムや、カルシウムの吸収を促すビタミンDが含まれているため、骨や歯の健康には欠かせない食材です。また、サンマにはDHAやEPAが含まれているため、生活習慣病予防にも繋がります。
このように秋の食材には歯に良い食材が沢山あります。
美味しい秋の味覚を楽しみながら、身体の健康だけでなく歯の健康も意識してみましょう!