こんにちは。歯科衛生士の和田です。
少しずつ暖かくなってきましたね。
皆さん花粉症は大丈夫でしょうか。
暖かくなるのは嬉しいですが花粉が飛んでいるのでしんどいですよね。
ですが、春は何だかわくわくする季節ですよね!!
今回は虫歯についてお話していきたいと思います。
虫歯になる原因ってご存じでしょうか?
ミュータンス菌という菌が歯を溶かすのです。
ミュータンス金は粘着性の物質を生産して歯垢を形成して歯の表面に張り付き食べ物の中の糖分を分解して酸性の物質を産み出し歯を溶かします。
初期の段階では初期虫歯といってエナメル質に限局するものなので
歯を削ったりする必要がほとんどありません。
定期健診に通い、フッ素や歯磨きをしっかりすることにより現状維持することができますが
それを放置してしまうと虫歯は次の組織の象牙質というところに限局します。
そうすると歯が痛くなったり、甘い物がしみたりします。
1回で終わる治療もありますが虫歯の大きさによっては詰め物になってしまいます。
更にその虫歯を放置すると神経まで虫歯菌が進行してしまい
熱い、冷たいといった刺激にも痛みを感じるようになります。
神経の内部まで虫歯菌が進行すると刺激を加えた状態だけではなくても強い痛みを感じることがあります。
神経の治療になると最低でも3回以上は治療が掛かってきます。
また土台を立てたりかぶせ物になるので神経のある歯に比べると将来的に予後が悪くなることもあります。
もっと放置してしまうと神経が死んでしまい痛みが引きますがこの状態をそのままにしてしまうと
残根状態になり抜歯になる可能性もあります。
予防としては、定期的に歯科院に受診をし歯の健診を受けましょう。
原因である歯垢除去のブラッシング法を歯科衛生士が患者さん自身に合わせてご説明を行います。
また、歯科医師で虫歯が無いかの確認やレンドゲンを撮影し細かな虫歯がないかも確認していきます。
早期発見がとても重要なので早めに定期健診に受診しましょう!!