こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台歯科医師の飯田です。
毎日寒い日が続いていますね。
師走はクリスマスや忘年会、大晦日と美味しいものを食べることが多い時期でもあります。
今日はその美味しいものが虫歯を作る原因についてのお話です。
虫歯菌は糖から酸を作り出します。
酸性になったお口を中性に戻すのは、唾液で
それには40分くらい必要です。
虫歯予防に必要なこの2つの知識は、すごく大切なことですのでぜひ覚えていただきたいです。
いちばん虫歯が進行しやすい生活習慣として、
甘いものをダラダラなんども口にいれてしまう
というものがあります。
この甘いものが結構やっかいで、グミや飴、キャラメル、チョコレート、砂糖入りの飲料水などお口の中に停滞しやすいものが多いです。
この状態で、朝の歯磨きも夜の歯ブラシもいい加減で虫歯菌だらけだとどうなるでしょうか?
虫歯菌のいるところに酸が作られる
ダラダラ食べるとずっと酸性
思ったよりも虫歯ができるのは簡単な理屈なのが理解していただけるかと思います。
では、そこから導き出される虫歯予防としては、
歯ブラシをしっかりして虫歯菌を減らしつつ、
甘いものをやめることは難しく不可能なので、
せめてダラダラはぜったいに食べないという
生活習慣です。
私は甘いものそんなに食べてないのにという方も、
ご飯やパン、パスタなどの炭水化物、お正月のお餅なども口の中で糖に変化していることにも注意していただきたいです。
美味しいものが虫歯を作る…….と冒頭で述べましたが、美味しいものに実は罪はありません。
読んでいただいた皆様には、
どういう生活習慣が虫歯を作りやすいのか?
どうすれば予防できるのか?
について少しヒントを見つけていただければ幸いです。
それでは良いお年をお迎えください。