銀歯の性質

  担当: 歯科医師 恵谷 | 2022.09.17

こんにちは、エムズ歯科クリニック港南台、歯科医師の恵谷です。

9月に入ってもまだ暑い日が厳しいですが、皆様どうお過ごしでしょうか。

暑い日はアイスなど冷たいものが食べたくなりますね。

アイスを食べたときに、歯がしみるなどの経験はないでしょうか。

知覚過敏の症状によるものの場合もありますが、治療して銀歯をいれている方などでは、その銀歯が要因の時もあります。

銀歯はいわゆる保険診療の際によく使用されてきたもので、歯科治療をしたことのあるほとんどの方は「銀歯」と聞くだけでなんとなくのイメージがわくのではないでしょうか。

この銀歯の性質として、金属であるため硬くわれにくいため、昔から歯科の治療で使用されています。

ただし金属であるため、お口の中で使用するものとしては好ましくない性質も持っています。

金属は展性延性という性質をもっています。

これは力を加えた際に柔軟に変形することで、この性質のおかげで金属が割れたりしにくいという面があるのですが、銀歯の場合は歯との間にスペースができることにつながります。

それは1mmにも満たないスペースですが、むし歯の原因菌は1mmの千分の一の大きさなので入り込めます。

入り込むと、あとは歯を溶かす酸をだして、むし歯の穴が広がって、さらに虫歯菌が増えて、と悪循環になっていきます。

こういった性質があるため、治療して銀歯が入っている人は、

特に気を付けて自身での歯磨きと、それでも不十分になりやすいので歯科医院の受診をかかさずメンテナンスを行うことをおすすめいたします。

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