こんにちは、エムズ歯科クリニック港南台で歯科助手をしております若林と申します。
皆様、毎日こまめに歯磨きはしていらっしゃるでしょうか。2月は節分にお豆や恵方巻きを食べたり、バレンタインデーなんかはチョコレートやお菓子をたくさん食べたりしますよね。良く食べた後は歯磨きをしっかりとしたいところです。ですが正直、歯磨き面倒くさいっ!という時ありますよね。そんな時おすすめしたいのが電動歯ブラシです。
普通に歯磨きをしようとすると普通の歯ブラシを歯にあてて自分で小刻みに動かしながら磨いていきますが、電動歯ブラシは一部を除いて歯ブラシ本体が動いてくれるのでこちらが小刻みに手を動かす必要がありません。
しかし一口に電動歯ブラシといってもいくつか種類があり、それぞれ正しい使い方をすることが重要になります。間違った使い方をしてしまうとちゃんと磨ききれなかったり、ご自身の歯や歯茎を傷つけてしまうリスクもあるので注意しましょう。
大きく分けて3つの種類の電動歯ブラシがあるのでご紹介致します。
電動式歯ブラシ
ブラシが1分間に数千〜1万回程度振動や回転して毛先が触れた箇所の歯垢を落とします。歯面に軽く当てるだけで、小刻みに手を動かして磨く必要はありません。
音波式歯ブラシ
ブラシが1分間に3万回程度振動し、電動式歯ブラシ+音波振動により水流が発生し毛先が触れている箇所だけでなくその周囲の汚れも落とします。こちらも歯面に軽く当てるだけで、小刻みに手を動かして磨く必要はありません。
超音波式歯ブラシ
1秒間に160万回程度の超高速に振動します。
振動する幅が他2タイプの電動歯ブラシより細かく振動しますが、振動はほとんど感じられません。超音波により歯垢の付着力を弱めます。しかし、超音波式歯ブラシは普通の手用の歯ブラシと同じように小刻みに手を動かして磨く必要があります。
どの電動歯ブラシも歯や歯茎を傷つけないよう、毛先を強く歯面に押し付けずに一本ずつ丁寧に磨いてください。また毛先が開いてきてしまう前に定期的に歯ブラシの先端を取り替えるようにしてください。
時間に追われて忙しい時も機械の力を借りつつお口の中のケアを継続していきましょう。また少しでもお口の中で違和感を感じた時にはすぐに検査やクリーニングを行うことができるお近くの歯医者にご相談下さい。