こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台歯科医師の飯田です。
インプラントが初めて人間の顎骨に埋められたのは何年前だと思われるでしょうか?
現在のようにチタンが初めて使用されたのは1965年です。
その初めての患者様は40年以上そのインプラントを使用されていたとのことです。
56年の歴史を長く感じるか短く感じるかは人それぞれですが、わたしは医療技術に流行り廃りはあるなかで荒波にさらされながらも生き残っているこの技術はほぼ確立して定着してきているのだなと感じます。
ブリッジも入れ歯もインプラントも人工的なもののため100パーセント身体に合うことはないのかもしれません。
しかし、その中でインプラントは機能回復や残存歯を守るという面では安定した結果を残しているように思えます。
人間の身体には医学でわかっていることがすべて適応できるわけではなく、わからないことの方が多いわけで、過信は禁物ですが、
56年の歴史をどう感じるか?
インプラント治療を検討される患者様にはぜひ考えていただきたいです。