こんにちは。港南台の歯科衛生士の和田です。
今年も残りわずかとなりました。早いものであっという間に1年が終わろうとしています。
皆さんはどんな1年だったでしょうか。
コロナウイルスによる感染症対策で大変なこともありましたが改めて予防の大切さを学んだ年でもあります。
歯科でも日々の歯磨きや健診で予防がとても大切になってきます。
今回お話したい内容は「歯周病」についてです。
歯周病とは皆さん何度か聞いたことあるワードかと思いますがどんな病気かというと
知らない間に進行し歯を支えている骨が溶かされていく病気です。
それだけ聞くと恐ろしいですよね。
歯周病になってしまうリスクファクターを大きくわけて2つに分けられます。
①局所的要因(口の中)
歯ブラシがしっかり届かずに歯垢が歯肉の溝に停滞し歯肉を炎症させて細菌が歯肉の溝に入り込み骨を溶かしていく。
また歯並びが悪く歯ブラシが届きずらかったり、合わないかぶせ物をしていると周りに歯垢がつきやすくなり細菌が繁殖しやすくなります。
②全身的因子(生活習慣)
喫煙、ストレス、食生活、運動不足などが挙げられます。
上記に挙げた歯周病は知らぬ間に歯を支えている骨を溶かす病気とお伝えしましたが
歯や口の中だけではなく、細菌が血流に乗って全身へ菌がめぐってしまい病気を悪化させてしまう原因にもなります。
歯周病を防ぐためには日々のお口の中のケアがとても重要です。
定期的に歯科医院に健診に来ていただくと早期発見に繋がり進行を遅らせることや予防することが可能です。