オーラルケアで、爽やかな息を目指しましょう

  担当: 院長 長谷川 | 2024.02.15

こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台院長の長谷川です。今年もスギ花粉が飛び始めましたね。私は一昨年ころからスギ花粉症が発症しまして、毎年大変つらい思いをしております。早めの服薬が有効とのことですので、そろそろ内科を受診して、対策をしたいと思います。

さて、本日は口臭についてお話いたします。

口臭は、他人から指摘されるまで気づかない場合が多く、なかなか自分ではわからないものです。そもそも口臭とは、口の中に存在する細菌や食べかすなどの汚れによって発生する臭いのことを指します。そのため、口腔内を清潔に保つことが口臭予防の基本となります。

口臭の原因は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

① 歯周病

歯周病は、歯周ポケット内に存在する歯垢(プラーク)が原因で起こる病気です。歯垢は、細菌の塊であり、口臭の原因となる物質を放出します。さらに歯垢が長時間蓄積すると歯石という塊になり、こちらも口臭の原因となります。ここまで進行してしまうと、ご自身の歯磨きでは取れなくなってしまいます。

② 虫歯

虫歯は、歯の表面や内部に虫歯菌が侵入して起こる病気です。虫歯菌は、歯を溶かす酸を出すため、歯に大きな穴が空いていきます。そこに汚れがたまり、細菌が増殖することで、臭いの原因となります。また、歯髄(歯の神経)まで進行しているような虫歯だと、歯髄が化膿して腐ったような臭いがすることもあります。

③その他

口腔乾燥症や、胃腸の病気、糖尿病、薬の副作用なども口臭の原因となることがあります。

 

口臭を予防するためには、主に虫歯や歯周病にならないようにすることが重要です。次のようなことに気をつけましょう。

① 正しい歯磨き

歯磨きは、口臭予防の基本です。歯磨きをするときは、歯ブラシと歯磨き剤を正しく使い、歯の表面だけでなく、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)にもきちんと毛先が入るように意識をして、歯垢がたまらないように注意しましょう。

② デンタルフロスや歯間ブラシの併用

歯ブラシだけでは、歯と歯の間を完全にきれいにすることはできません。そのため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用して、歯の間の歯垢を徹底的に除去しましょう。

③ マウスウォッシュの使用

食後や歯磨きのあとに、マウスウォッシュでのうがいがおすすめです。歯磨きやフロス、歯間ブラシでも取り切れなかった口腔内の細菌を殺菌してくれ、口臭の予防に繋がります。マウスウォッシュはご自身の使いやすいもので結構ですが、当院では、歯科医院専売のマウスウォッシュである、モンダミンハビットプロをおすすめしております。歯周病菌の殺菌効果が市販のものに比べて非常に強力かつノンアルコールで刺激が少なく使いやすいので、気になった方はぜひ使ってみてください。

 

口臭は、他人に不快感を与えてしまうことがあります。そうならないためにも、日頃から正しいオーラルケアを実践して、清潔な口腔内を保ち、爽やかな息を手に入れましょう。

口臭が気になる方は、ぜひ当院までご相談ください。

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