こんにちは!元住吉の歯科衛生士笹本です!
心地よい五月晴れの折から、お元気にお過ごしのことと存じます。
みなさんは歯の健康、気にしていますか?
「歯周病」と聞くと「年配の人がなる病気」と思っていませんか?
実は20代や30代でも発症することがあり、日本人の成人の約8割が歯周病予備軍とも言われています。
怖いのは、初期症状がとてもわかりにくいということ。
今回は、「これって歯周病?」と思った時にチェックしたい初期症状について詳しくご紹介します。
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歯周病ってどんな病気?
歯周病は、歯と歯ぐきの間にたまったプラーク(歯垢)に潜む細菌が、歯ぐきや歯を支える骨をじわじわと破壊していく病気です。
進行すると、歯がぐらぐらして最終的には抜けてしまうことも…。
でも、初期段階では痛みがほとんどないため、気づかずに進行してしまう人が多いんです。
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歯周病の初期症状 〜こんなサインに注意!〜
以下のような症状がある場合、すでに歯周病が始まっているかもしれません。
1. 歯ぐきが赤く腫れている
健康な歯ぐきはピンク色で引き締まっています。
赤みがあったり、ブヨブヨしていたら要注意。
2. 歯みがき時に出血する
「ちょっと強く磨きすぎたかな…」と思って放置しがちですが、
毎回血が出るようなら、それは炎症のサインかもしれません。
3. 口臭が気になるようになった
口臭の原因の多くは歯周病菌が出すガスです。
市販のマウスウォッシュで一時的にごまかせても、根本的な解決にはなりません。
4. 歯ぐきがムズムズ・かゆい
意外と知られていない症状ですが、かゆみや違和感も歯ぐきの炎症から来ている可能性があります。
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早期発見・早期治療がカギ!
歯周病は、初期のうちに適切なケアをすれば改善できます。
逆に、放っておくと取り返しがつかない状態になってしまうことも…。
「ちょっと気になるな」と思ったら、自己判断せず、歯科医院でチェックしてもらうのがおすすめです。
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まとめ
歯周病の初期症状は、次のようなサインに注意です:
• 歯ぐきの赤み・腫れ
• 歯みがき時の出血
• 口臭の変化
• 歯ぐきのかゆみ・違和感
「まだ大丈夫」と思っているうちに、歯周病は静かに進行します。
大切な歯を守るためにも、早めのケアと定期的な検診を心がけましょう!
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何かわからないことがありましたらいつでもご相談ください。