歯周病の早期発見・予防

担当: 歯科医師 村木 | 2025.05.29

こんにちは、エムズ歯科クリニックの村木です。

温かい季節が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日は、歯周病の初期症状についてお話しします。歯周病は、早期に発見して対処することが重要です。見過ごすと、歯を失う原因となることもあるため、注意が必要です。

まず、歯周病とは歯茎と歯を支える骨が感染し、炎症を引き起こす疾患です。初期症状を見逃さず、早めに対策を取ることで、進行を防ぐことができます。以下に、歯周病の初期症状をご紹介します。

  1. 歯茎の腫れと赤み 歯周病の初期段階では、歯茎が腫れて赤くなります。これは、細菌が歯茎に感染し、炎症を引き起こしているサインです。鏡で歯茎の状態をチェックし、普段と違う様子があれば注意しましょう。
  2. 歯茎からの出血 歯ブラシやフロスを使った際に歯茎から出血することがあります。これは、歯茎が炎症を起こし、脆くなっているためです。出血が続く場合は、早めに歯科医を受診しましょう。
  3. 口臭の悪化 歯周病により細菌が増殖すると、口臭が悪化することがあります。口臭は歯周病の初期症状の一つですので、いつも以上に口臭が気になる場合は、歯科医に相談してみてください。
  4. 歯茎の後退 歯周病が進行すると、歯茎が後退し、歯が長く見えるようになります。初期段階でこの症状が現れることもあるため、歯茎の状態をよく観察しましょう。
  5. 歯の動揺 歯周病が進行すると、歯を支える骨が弱くなり、歯が動揺することがあります。初期段階では軽度の動揺であることが多いですが、早めに対策を取ることが大切です。歯茎の痛みや違和感 歯周病の初期症状として、歯茎に痛みや違和感を感じることがあります。痛みが続く場合や、歯茎に何かしらの異常を感じた場合は、すぐに歯科医に相談しましょう。
  6. 歯周病の初期症状を見逃さず、早期に対処することが重要です。日常生活での予防策も大切ですので、以下のポイントを守るようにしましょう。
    1. 毎日のブラッシングとフロッシング 歯周病の予防には、毎日のブラッシングとフロッシングが欠かせません。歯と歯茎の間を丁寧に磨き、プラークを取り除くことが大切です。
    2. 定期的な歯科検診 定期的な歯科検診を受けることで、歯周病の早期発見と治療が可能です。少なくとも半年に一度は歯科医を受診し、口腔内の健康状態をチェックしましょう。
    3. バランスの取れた食事 バランスの取れた食事を心がけ、栄養をしっかり摂ることも大切です。特にビタミンCやカルシウムを含む食材は、歯茎の健康に役立ちます。
    4. 禁煙 喫煙は歯周病のリスクを高めるため、禁煙を心がけましょう。禁煙することで、歯茎の健康を保つことができます。

    エムズ歯科クリニックでは、皆さまの口腔内の健康をサポートするため、さまざまな治療と予防策を提供しています。歯周病の初期症状に気づいたら、早めにご相談ください。私たちが全力でサポートいたします。お読みいただきありがとうございました。

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