元住吉所属の管理栄養士鶴﨑です。
8月は夏祭りや花火大会などイベントが盛りだくさん。暑さに負けず、体と口の健康を守る食生活が大切です。
夏野菜の代表「きゅうり」は、8月に旬を迎えます。水分が多く体を冷やす効果がある一方、栄養価が低いと思われがちです。しかし、カリウムやビタミンKなど、夏の体調管理に役立つ栄養素も含まれています。さらに、きゅうりのシャキシャキした食感は咀嚼を促し、唾液の分泌を助けるため、口腔内の自浄作用にも繋がります。ただし、冷たい料理ばかりでは噛む回数が減りがちなのも課題です。
きゅうりの栄養を活かしながら、口腔の健康も意識した食べ方を工夫しましょう。例えば、きゅうりを厚めに切って歯ごたえを残すことで、咀嚼回数が増え、唾液の分泌が促進されます。唾液には虫歯や歯周病を防ぐ働きがあるため、歯科的にもメリット大です。また、タンパク質を含む鶏ささみや豆腐と合わせれば、栄養バランスも整い、夏バテ予防にも効果的です。冷製スープやディップなど、食欲が落ちる時期でも食べやすく、歯にも優しいレシピを取り入れてみましょう。
きゅうりは夏の健康と口腔ケアに役立つ食材。噛む工夫と栄養の組み合わせで、体も歯も元気に夏を乗り切りましょう。
歯科的な観点からさらに詳しく掘り下げたい場合や、具体的なレシピ紹介も可能です。分からないことがありましたらお気軽にご相談ください。


