こんにちは、エムズ歯科 歯科技工士の小澤です。
暑さが厳しい8月、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
夏休みでお子さまと過ごす時間が増えるこの季節は、生活習慣を見直す良い機会でもあります。
今回は、子供の歯磨きの大切さと、日々のケアで気をつけたいことについてお話しします。
乳歯は永久歯に比べてやわらかく、むし歯になりやすい性質があります。
そのため、早い段階から歯磨きの習慣を身につけることがとても大切です。
歯磨きは、歯をきれいにするだけでなく、口の中の健康を守る第一歩です。
小さなお子さまの場合、自分でしっかり磨くのは難しいため、保護者の方による「仕上げ磨き」が欠かせません。
毎日の習慣として、朝と夜の歯磨きを親子で楽しく行うことで、自然と歯磨きが生活の一部になっていきます。
歯磨きのタイミングは、食後すぐではなく、食べ終わってから30分ほど経ってからが理想的です。
食後すぐは口の中が酸性に傾いており、歯の表面が傷つきやすいためです。
また、子供用の歯ブラシは、ヘッドが小さく、毛がやわらかいものを選ぶと安心です。
月齢や年齢に合ったサイズを使うことで、口の中を傷つけずに磨くことができます。
仕上げ磨きを嫌がるお子さまには、歌を歌ったり、絵本を読んだりしながら楽しい時間にする工夫が効果的です。
鏡を見せながら磨くのも、自分の歯に興味を持つきっかけになります。フッ素入りの歯磨き粉を使うことも、むし歯予防に役立ちます。
年齢に応じた量を守りながら、日々のケアに取り入れてみてください。
子供の歯磨きは、将来の口腔健康を守るための大切な習慣です。
毎日の積み重ねが、健康な歯を育てる土台になります。
エムズ歯科クリニックでは、お子さまの歯磨きに関するご相談も承っておりますので、お気軽にお声がけください。


