こんにちは!エムズ歯科クリニック副院長の辻上です。
今月のテーマは矯正ということで、私からは当院で行っている、インビザラインの歴史と特徴について説明していきたいと思います。
インビザラインはマウスピース矯正のさきがけとして、Zia Chishtiさんが1997年頃会社を立ち上げスタートしました。
ここで注目したいのがこのZia Chishtiさんは歯医者ではないということです!
この方は自分が患者としてワイヤーでの矯正をしていて「ワイヤー独特の煩わしさや見た目をなんとかできないか」というところから開発したそうです。
ここがすごいですよね…
今私はインビザラインなしでは歯医者としてやってけません!それくらいお世話になってます。
アメリカはその2年後の1999年には販売を開始しました。
そして、日本に入ってきたのは2002年に会社が設立し、販売を開始したのは2006年です。
今ではマウスピース矯正ってよく聞きますが、ここまでに至るまでに16年もかかっているんですね
次にインビザラインの最大の特徴は治療前にゴールを計画しているところにあります。
他のマウスピース矯正はこれができません!!!
ゴールを計画していると何がいいかというと、行き当たりばったりの矯正ではなく計画的な治療になるのです。
これが歯医者にとってはとてつもなくありがたいのです。
治療は矯正だけではないので、計画的な矯正ができることにより計画的な治療ができます。
ただその分原価(歯科医院がインビザラインの会社に払う費用)が他のマウスピース矯正より高いので、患者さんの負担もどうしても高くなってしまいます。
費用については費用例を参考にしていただけたらと思います。