お口の中の面積と歯磨き・うがい

担当: 歯科衛生士 中川 | 2023.10.18

こんにちは。

エムズ歯科クリニック能見台 歯科衛生士の中川です

 

10月になり、少し肌寒い日が増え、紅葉や金木犀の香りで秋を感じるようになってきましたね

実りの秋、美味しい食べ物もたくさんありますね!

 

美味しいものを食べた後は歯磨きをして、きれいな状態を保ちましょう!

 

さて、今日は「うがい薬」についてお話しします。

 

歯ブラシやフロス、歯間ブラシなどを使っていても磨けていない、洗えてない部分があるのを知っていますか?

 

 

 

それは【粘膜(頬や歯茎など)】です!

 

歯ブラシやフロス、歯間ブラシは「歯」を磨くものであり、頬などはほとんど磨かないと思います。

 

お口の中の面積は

歯が25%

粘膜が75%

といつも磨いている歯よりも粘膜の方が面積が多いのです!

 

なので、歯を磨くこともとても大切ですが、頬に細菌が付いている量が多かったら・・・

歯だけを磨いてもなかなかいい状態は保てませんね(*_*;

 

そこでおすすめなのが「うがい薬(洗口液)」です

選ぶ時のポイントは2つあります。

 

1つは、使用方法です。

うがい薬も種類があり、希釈タイプや原液タイプがあります。

コストパフォーマンス的にはお水で薄めて使用する希釈タイプの方がお得です。

毎日使うものは簡単に使える方がいいという方は、お水で薄めずに使用する原液タイプがおすすめです。

 

2つ目は、薬効(薬用)成分です

【殺菌】【抗炎症】【出血予防】が入っているものを選ぶことで、粘膜を守ることができ、お口の中をより清潔に保つことができます。

 

殺菌成分・・・お口の中の原因菌を殺菌

抗炎症成分・・・歯ぐきの腫れと炎症を防ぐ

出血予防成分・・・歯ぐきからの出血を防ぐ

という効果があります。

 

歯ぐきの腫れが落ち着かない方で、今まで成分表を見たことなかった!という方はぜひ一度、薬用成分を確認して、購入してみるものいいかもしれませんね(^^♪

 

 

ドラッグストアなどに行くと、様々な種類口腔ケアグッズが販売されており、似たような商品が多く陳列しています。どういうもの購入したらよいか迷われた際は、当院の歯科医師や歯科衛生士にお尋ねください。

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