インプラント周囲炎について

  担当: 副院長 辻上 | 2023.05.03

こんにちは、エムズ歯科クリニック能見台の辻上です。

今回はインプラントということで私からはインプラントのトラブルの大多数を占めるインプラント周囲炎について記載します。

 

インプラント周囲炎とはイメージとしては歯周病にかなり近いです。

インプラントは正常な状態でも周囲の骨は年間0.2㎜下がるといわれています。

ですが、一般的なインプラントは9mmほどありますので通常インプラントの周りの骨が全て溶けて抜け落ちるまでには単純計算すると45年かかります。

ただ、インプラント周囲炎になると正常以上の骨がとけて最後には抜け落ちるのです。

原因として必ずかかわってくるのが細菌です。インプラントの周りは歯と異なり黴菌から守る歯根膜という組織がありません。その為、歯周病に比べてインプラント周囲炎のほうがなりやすいのです。

もし仮に歯ブラシが十分でなく歯周病によって歯がやられてしまった方は、その生活習慣を変えない限りインプラントはすぐダメになります。

 

その他の要件としては、噛む力です。これは意外かもしれませんが、虫歯にも歯周病にも噛む力が関与してることが多いいのです。

なので、歯が割れてしまいインプラントをした方が食いしばりがあるのであればそれはマウスピースや矯正など負担を減らしてあげることが大事になってきます。

 

インプラントも含めすべての歯科治療は自分のもともとの歯には勝てません。まずは自分の歯を大事にすること、もし失ってしまい治療することになってもその状態を維持するべく定期検診は必ず行うべく通うようにしましょう。

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