こんにちは。エムズ歯科クリニック歯科衛生士の中川です。
立春を迎え、暦状は春ですが、まだまだ寒い日が続いています。
からだを温めて、体調を崩さないよう気をつけましょう
さて、今回は「口臭」についてお話しします。
口臭は自分ではわかりにくいため、「周りを不快にさせているのではないか?」となったことは、ありませんか?
口臭の原因は大きく2つに分けられます。
ひとつは、体の病気
もうひとつは、口の中の原因 です。
「口の中の原因」の中でも3つにわけることができます。
- 舌苔(舌についた汚れ)による口臭
- 歯石・プラーク(歯垢)による口臭
- むし歯や歯周病による口臭 です。
舌苔(ぜったい)とは、舌を見てみると白っぽい苔のようなものがついていませんか?
白っぽい苔のようなものは、食べかすやはがれた粘膜が原因でつくられた細菌の塊です。
歯ブラシのみでお口の中を磨いた際に取れる汚れは、60%ほどと言われており、歯と歯の間などに残ったプラーク(歯垢)が発酵し、口臭の原因のひとつとなります。
むし歯や歯周病は独特な臭いがあります。
進行するほど、匂いが強くなります。
特に歯周病になると、歯ぐきからの出血も伴うため、さらに匂いが悪化します。
臭いの原因となる、舌苔やプラーク(歯垢)を取り除いたり、むし歯・歯周病の治療をすることで、臭いは減少します。
口臭予防は大事なエチケットのひとつだと考えます。
口臭に関して、気になる方や指摘を受けたことがある方は、一度歯科医院を受診してみるのもよいかもしれません。
原因が分かれば、改善策も見つかると思います。
気になることがありましたら、お気軽に当院の歯科医師・歯科衛生士などにご相談ください。