子どもの歯磨きについて

  担当: 歯科医師 中保 | 2025.08.21

こんにちは。
真夏の暑い中元気でお過ごしでしょうか。
さて、今回は子どもの歯磨きについてお伝えしていきます。

子どもの歯磨きは、最初の乳歯が生え始める生後6か月ごろから始めるのが理想です。最初は歯ブラシではなく、湿らせたガーゼや歯磨きシートで優しく歯をぬぐうことからスタートしましょう。歯が何本か生えてきたら、赤ちゃん用のやわらかい歯ブラシに切り替え、1日2回、特に寝る前のケアを大切にします。

とはいえ、歯磨きを嫌がる子も多く、無理に行うとトラウマになることも。そのため、遊び感覚で慣れさせたり、親子で一緒に鏡の前に立って歯を磨いたり、好きなキャラクターの歯ブラシを使うなど、楽しめる工夫が効果的です。

仕上げ磨きは小学校低学年ごろまで必要とされており、特に奥歯や歯と歯の間は虫歯になりやすいため、大人のサポートが欠かせません。また、虫歯予防にはフッ素入り歯磨き剤の使用や、定期的な歯科検診も重要です。

子どもの歯は一生の健康につながる大切な財産です。日々の積み重ねで健康な口腔環境を育てていきましょう。

では、暑い中でも元気に過ごしていきましょうね。

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