こんにちは。
エムズ歯科クリニック 歯科医師の平野です。
寒い日が続きます。お互い体調には気を付けていきたいですね。
皆さんの中には、歯を健康にしてもあまり意味が無いのではないかと思う方もいると思います。今回は少しでも口の中が大切だと意識が変わっていただけるような話が出来ればと思います。
まず歯はどのような際に使うか考えた場合、多くの人は食事の際に使用するという認識は持っていただいていると思います。
ということは逆に歯やお口の中が健康でない場合、食事が十分に摂れず栄養不足になってしまうということも考えられます。
例えば軟らかくて食べやすいが低タンパク、高カロリーなものが中心の食事になってくると筋肉も衰え健康寿命が短くなる可能性もあります。
歯だけではなく舌の力も飲み込みに必要なので衰えてしまった場合訓練が必要です。
また子供の頃の習慣も大切になってきます。
舌の位置や口呼吸によるリスクというのは思っている以上にあるかもしれません。
例えば歯は2グラムという小さい力で動くのですが、舌の力は500グラム程度あると言われています。
よって正しい位置に舌がないと歯並びが悪くなる原因にもなります。
その他にも口呼吸が続くと歯ぐきの炎症や虫歯、ウイルスの感染など様々なリスクが生じます。
姿勢の悪さだったり、顎の成長が十分に行われないことによる無呼吸症候群の原因になる可能性もあります。
習慣の改善のためには子供の頃からの訓練が大切になってきます。
このように歯も含めた口周りの機能は全身にも関わってきます。
興味がある方は声をかけて頂ければと思います。
スタッフ一同お待ちしております。