こんにちは、エムズ歯科クリニックの高村です。
さて、今回は歯周病の原因と対策についてお話ししたいと思います。歯周病は、歯を支える組織に炎症が起こる病気で、放置すると歯を失う原因にもなります。初期段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうことが多いのです。
歯周病の主な原因は、歯垢(プラーク)です。歯垢は食べ物のカスや細菌が混ざり合ってできるもので、歯と歯茎の間にたまりやすくなります。この歯垢が歯茎に炎症を引き起こし、やがて歯周病へと進行します。また、喫煙やストレス、不規則な生活習慣も歯周病のリスクを高める要因となります。
では、歯周病を予防するためにはどうすれば良いのでしょうか?まず第一に、毎日の丁寧な歯磨きが欠かせません。歯と歯茎の境目を意識してブラッシングすることが大切です。また、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間の汚れもきちんと取り除きましょう。
さらに、定期的な歯科検診も重要です。歯科医院では、普段のブラッシングでは取りきれない歯垢や歯石を専門的にクリーニングしてもらえます。早期発見・早期治療が歯周病の進行を防ぐ鍵となりますので、少なくとも半年に一度は検診を受けるようにしましょう。
最後に、喫煙は歯周病の大きなリスク要因ですので、禁煙を検討することも大切です。タバコを吸うことで血流が悪くなり、歯茎の健康が損なわれるため、禁煙することで歯周病の予防に繋がります。 皆さまの歯と歯茎の健康を守るために、日々のケアと定期的な検診を心がけてください。