白い詰め物

  担当: 歯科医師 遠藤 | 2023.11.16

こんにちは!能見台所属歯科医師の遠藤です。
ハロウィンも終わって、この時期はクリスマスに向かってイルミネーションが道に
されていたりするのでワクワクしますね。
毎年、ハロウィンくらいから年末年始くらいまではイベントを理由に美味しいものをたくさん食べられるのでこの時期が好きです(笑)

さて、本日は保険適用の材料の1つである、強化プラスチックについてお話したいと思います。
皆さんは、保険適用でできる被せものや詰め物にはどんなものがあるかご存知ですか?以前からあり、よく目にするのは金属でできた材料かもしれません。そのほかに白い強化プラスチックもあるのはご存知でしょうか。
強化プラスチックの材料はCAD/CAM冠、CAD/CAMインレーと言います。プラスチックの中にセラミックスが混ざっている材料で、CAD/CAMというコンピューターのシステムを用いて修復物を作成します。こちらは一部の歯は適用外など条件はありますが、ほとんどの歯にお使いいただける材料になります。メリットは白い材料のため、金属の被せ物や詰め物に比べて見た目が良い、金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも負担が少ないといった点が挙げられます。特に、金属アレルギーがある場合は前から7番目までの全ての歯に適用することが可能です。その場合は医師からの診断書が必要となりますので、詳しくは治療の際に歯科医師へお尋ねください。
メリットだけではなくデメリットもあります。一つ目は自由診療の範囲となるセラミックスに比べ硬さが劣る材質のため、歯ぎしりなどで欠け、割れる可能性があります。またプラスチックは色がつきやすい性質があるため、長く使っていく中で着色していく点があります。
どんな材料にもメリットやデメリットがあり、それに伴って治療する歯の箇所によっても適している材質などございます。治療の際は患者様お一人おひとりに合わせてご説明させていただき、お選びいただくようにしております。ぜひお気軽にご相談ください。
また、むし歯ができた際の治療もとても大切ですが、1番はむし歯ができないようにしていくこと、早くに発見していくことです。
むし歯の早期発見には、定期的な検診の受診も大きく役立ちます。まずは定期検診からでも構いませんのでご予約お待ちしております。

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