こんにちは、エムズ歯科クリニック能見台、歯科医師の田中です。
11月は、秋の深まりとともに、食材の豊かさが感じられる季節ですね。
食欲の秋ともいいますし、旬の食材を使った料理を楽しむことで、心も体も温まります。
家族や友人と一緒に、季節の味覚を楽しみましょう。
ただ、むし歯などでつらいときには、あまり食欲もわかないものです。
昔は虫歯治療といえば金属がメインでしたが、最近はCADCAM冠といった白い材料での保険治療の適応が広がっています。
CADCAMクラウンとは、コンピュータ支援設計(CAD)とコンピュータ支援製造(CAM)を用いて作られる歯のクラウンのことです。
この技術により、従来の方法よりも精密で迅速なクラウンの製作が可能となりました。患者さんにとっても、治療の時間が短縮されるという大きなメリットがあります。
6月以降、CADCAMクラウンの適応範囲が拡大されました。
以前は適応外だったケースでも、治療の選択肢が広がり、患者さん一人ひとりに合った治療が提供できるようになりました。
材料として使用されるプラスチックは、金属アレルギーの心配がないため、安心して使用できます
ただし、デメリットもあり、セラミックではなくプラスチックを用いるために劣化や変色が生じたり、強度に不安がある場合もございます。
治療の流れとしては、まず歯の形をスキャンし、そのデータをもとにクラウンを設計します。
その後、専用の機械でクラウンを削り出し、最終的に歯に装着します。この一連のプロセスは、従来の方法に比べて非常に効率的で、患者さんの負担を軽減することができます。
エムズ歯科クリニックでは、最新のCADCAM技術を導入し、患者さんに治療を行っています。
むし歯治療を検討されている方、金属が嫌という方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。