こんにちは。
能見台の歯科衛生士、荒井です。
この長く続いているコロナ禍において、最近は以前に比較したら少しは友人と食事に行くなど出来てきているでしょうか。
まだまだ予断を許さない状況ではありますけれど・・・。
私は本日、出かけ先で60代くらいの男性が「群馬にいる息子家族に久しぶりに会いに行ってきた。孫にも初めて会ってきた。」とお友達と話してらっしゃるのを目にしました。
やはり最近、人の移動や会食の機会などに変化が生じているようですよね。
さて、そんな中、人とマスクを外して会食をする場面で久しぶりに人の口元を見た、という方も多いのではないでしょうか。
「口元」って、重要です。
たとえば、古代エジプトのクレオパトラは唇を大胆なオレンジや黒の染料で彩っていました。
クレオパトラですと、目の周囲にも染料でくっきりとしたメイクを施していたことが分かっています。
人の顔面の目、口というパーツは普段動きを伴って目立つため、他の部分よりも念入りにメイクしておく必要があったようなんですよね。
あと「口元」ですと、歯の白さなんかも意外と人から見られています。
皆さんも人の口元をついつい見てしまう場面があるのではないでしょうか。
歯って、気付かない間にちょっとずつ着色が沈着したりするんですよね・・・。
その原因の多くは大抵飲み物なんですが、着色にも種類がありまして。
歯の表層に着色が積もっていくイメージの時もあれば、歯そのものに色素がしみこむようについていくこともあります。
そんな着色を除去しようと、市販の粒子入りの歯磨き粉を使用なさる方も多いのですが・・・、結論から申しますと、粒子入りのジャリジャリした歯磨き粉はできれば使用を控えていただきたいです!
というのも、粒子によって着色が除去できたとしても、それと同時に大切な歯面に傷をつけてしまっていることも多いのです・・・。
歯面に傷がつくとどうなるか。
その後、逆にその傷の部分に着色がつきやすくなってしまうこともあるのです・・・!
でも考えてみてください。
歯って、本来死ぬまで良い状態で使い続けたい大切な器官です。
それを早期に傷つけてしまっては、その後の人生、着色に悩まされる機会が増えるかもしれないのです。
できればそのリスクを減らしておきたいですよね。
というわけで、当院では歯面を傷つけずに優しく着色予防できる歯磨き粉などをご紹介しています。
死ぬまでできるだけ魅力的な口元でいましょう!