歯が変色する原因

担当: 歯科医師 遠藤 | 2022.01.10

あけましておめでとうございます。能見台所属歯科医師の遠藤です。

みなさんは穏やかなお正月を迎えられましたでしょうか。

私は例年通り、おもちを食べながらコタツでぬくぬくしつつ、ゆっくりと流れる時をかみしめておりました。

本年、最初の話題は”歯の変色”についてです。

歯の変色には様々な原因がありますが、大きく2つに分類されます。

 

1.外因性の変色

多くは歯の表面に色素が付く、いわゆる、着色(ステイン)によるものです。

食べ物(チョコレート、カレーなど)、飲み物(コーヒー、紅茶、赤ワインなど)に含まれる色素やタバコのヤニ(ニコチン、タールなど)などが歯の表面に固まって付いてしまったもので、歯の黄ばみ、黒ずみなどの原因になります。

その他に、詰め物の劣化、虫歯、お口の中の細菌が出す色素などがあります。

 

2.内因性の変色

歯の内部が何らかの影響で変色するものです。

加齢によって歯の表面の白い部分が削れていき歯の内部の黄色い部分が透けて見えてきたり、歯の神経を取ると黒く見えてきたり、薬の影響、先天的なものと様々あります。

 

歯の変色一つとっても、様々な原因があるのがわかるかと思います。

なので、歯が黄ばんできた時に歯を白くしたいと思って白くなる歯磨き粉を一生懸命に使っていても、それが内因性(着色ではない歯の変色)であった場合一向に白くならない所か、逆に歯の表面の白い部分が削れていき歯の内側の黄色い部分が表面に出てくることになります。

そうなると永遠に黄色い歯は黄色い歯のままとなります。

 

歯の色で気になった場合は、一度歯科医院を訪ねてみることをお勧めします。

それでは、本年もよろしくお願いいたします。

 

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