被せ物の材料の種類について

  担当: 歯科医師 中保 | 2022.08.05

こんにちは。

夏の暑さも本格的となってきましたが、皆様元気にお過ごしでしょうか。

節電の話も昨今話題に上ることが多いですが、無理せず体調を一番に考えて冷房も使用しましょうね。

 

さて、皆様は虫歯を治すときに詰め物や被せ物にいろいろな種類があるのはご存じでしょうか。

まず、詰め物や被せ物がどういったタイミングで必要になるかをお話していきます。

小さい虫歯なら虫歯を除去してその場で材料を足して終わり、となるのですがある程度以上になってしまった虫歯に対しては詰め物や被せ物が必要になってきます。

大きな虫歯に対しては型取りをして、その型を元に詰め物や被せ物を作ってきて後日着ける、というようなステップが必要になってきます。その時どんな材料でそれらを作るかに選択肢があるのです。

 

よく見聞きするのはまず金属があると思います。

他には強化プラスチックやセラミックといった見た目が白い材料もあります。

これらには性質上、それぞれメリット・デメリットがあります。金属は保険がきいて強い材料ではありますが、汚れがつきやすいためまた虫歯になりやすいことや部位によっては目立ってしまうことがデメリットとして挙げられます。

強化プラスチックは金属と比較すると見た目は良いですが、強度が劣ってしまうことや、虫歯になりやすい点は解決できていません。

 

その両者のいいとこ取りをして、虫歯になりにくくしたのがセラミックになります。

 

ここで虫歯になりやすいとどうなのか、という点について少し詳しくお話ししていきます。

良くないこと、というのは皆様も分かっていただけると思うのですが、虫歯になって再治療となるとその分また歯が削られて無くなってしまいます。

無くなっていくと、歯の中の神経を取ったり、そこを超えてくるともう被せる部分が無くなってしまって抜かないといけない、ということにもなってきます。

なので、なるべく早い段階から虫歯になるリスクを減らしてあげるということが大切になってくるのです。

セラミックのメリットは上でお話しした通りですが一つデメリットとしては保険がきかないので他の治療より高額になってしまうことが挙げられます。

ただ、何度も治療を繰り返したり抜かないといけなくなるリスクを考えると値段に見合った以上のことは期待できる材料だと思います。

 

それぞれのメリット・デメリットを知らずに何となくや金額だけで選んでいた方は良ければこの機会に治療が必要になったときに考える材料にしてみてください。

では、暑い日もまだまだ続きますが皆様お元気で。

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