こんにちは。
エムズ歯科クリニック能見台、歯科医師の田中です。
寒い日が続きますが、体調の方はいかがでしょうか。
お正月太りという言葉もありますが、年末年始はいろいろとペースが乱れがちですよね。
自分も正月過ぎて、落ち着いたから運動しないと…!!と意気込んでいます。
運動といえば筋トレですが、食事するためにも筋肉が必要なのはご存じでしょうか。
舌は筋肉でできていますし、唇を動かすのも、噛んだものをのどに送り込むのも、様々な筋肉が働きあって一つの動作を作り上げています。
顔回りだけでなく、顔から胸骨のあたりまで、噛むときに使う筋肉はずーっと伸びてきています。
そして、それらの筋肉は他の部位の筋肉と同様、徐々に衰えていきます。
歯がないところにインプラントや入れ歯で歯を新しく作れば食べられるのか?というと、そういうわけではありません。
上に書いた通り、歯を作るだけでなく、筋肉もトレーニングすることによって食べられるようになります。
ここ数年、マスクをして対面ではなくオンラインでの会話が増えていました。
それにより、今まで以上に顔回りの筋肉を動かしていなかったな、、、と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
口腔周囲の筋肉のトレーニングには様々な方法があります。
その中でも楽しく継続しやすいトレーニングは、他人と会話することや、口を大きく動かして歌を歌うことです。
年を重ねても、よく噛めて、よく飲み込めるために、少しでもいいので意識してみてください。