こんにちは、エムズ歯科クリニック歯科技工士の三坂です。
日の出が早くなり、日の入りは遅くなり日中の時間が長くなり春が近づいてきましたが
花粉症の方には、つらい季節になりました。
今回は、むし歯についてお話したいと思います。
むし歯とは、口腔内に存在するミュータンス菌などのむし歯の原因菌が出す酸によって歯の表面のカルシウムが溶け出し歯に穴が開いてしまうことです。
むし歯になる原因には、タンパク質の食事などで原因菌が砂糖などの糖分を栄養源とし分解し酸を作ります。
むし歯菌は、糖分を栄養源にどんどん増えるので、甘いものが好きな方は口腔内が常に酸性状態になります。
歯並びや食事の回数、歯磨きの仕方や回数、時間や唾液の量などいろいろな原因が関与しています。
むし歯になりやすい箇所は、歯と歯の間と歯の根元など歯ブラシが届きにくいところでプラークがつやすく肉眼でも確認が難しいため注意が必要です。
また、以前治療した被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)などの歯との隙間にもむし歯が出来やすくなります。
むし歯の予防法としまして、むし歯菌を減らすことです。
そのためには、歯みがきを怠らないことで食事をしたら必ず歯みがきをしてプラークがはに残らないように、フロスや歯間ブラシなどでメンテナンスをすることが重要です。
ただ、セルフメンテナンスだけでは、取りきることが出来ないプラークなどがありますので定期的に歯科クリニックで健診してもらいクリーニングをお奨めいたします。
むし歯は、むし歯菌による感染症であることは、すでにご存じのかたも多いと思いますが
特に、生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内には、むし歯菌はいないので親などから唾液などで感染させないように注意が必要です。
くちうつしや同じスプーンなどを使って食事などしないようにしましょう。
むし歯菌はを減らして健康的な口腔環境を維持していきましょう。