こんにちは。エムズ歯科クリニック下落合、歯科助手の坂本です。
寒さが一段と厳しくなる一月下旬、いかがお過ごしでしょうか。梅の蕾が少しずつ膨らみ始め、春の兆しを感じる頃ではありますが、まだまだ冷え込みが続きますので、どうぞお身体を大切にお過ごしください。
さて今回は「なぜ歯に砂糖はよくないのか」というテーマでお話しします。冬は甘いお菓子や温かい飲み物が恋しくなる季節ですが、砂糖の摂りすぎは歯にとって大敵です。理由を知っておくことで、日々の習慣を見直すきっかけになるかもしれません。
砂糖が歯に悪影響を及ぼす最大の理由は、虫歯の原因菌である「ミュータンス菌」などが砂糖を栄養源として酸を作り出すことです。この酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、やがて虫歯へと進行していきます。特に砂糖を含む食品を口にした後、歯の表面は酸性環境にさらされ、再石灰化が追いつかない状態が続くと、歯は弱くなってしまいます。
また、砂糖を含む食品は粘着性が高いものが多く、歯に長時間付着しやすいという特徴があります。キャラメルやチョコレート、菓子パンなどは口の中に残りやすく、虫歯リスクをさらに高めます。加えて、砂糖を頻繁に摂る習慣は唾液の働きを妨げ、口内環境のバランスを崩す原因にもなります。
もちろん、砂糖を完全に避けることは難しいですが、摂取の仕方を工夫することは可能です。例えば、甘いものを食べるなら食後にまとめて摂る、だらだらと長時間食べ続けない、食べた後は水で口をすすぐ、そして毎日の歯磨きを欠かさないことが大切です。フッ素入りの歯磨き粉を使うことで再石灰化を助け、虫歯予防につながります。
寒い季節は甘いものが心を温めてくれる存在ですが、歯の健康を守るためには「量」と「タイミング」を意識することが重要です。春を迎える頃に健やかな笑顔でいられるよう、砂糖との付き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。
当院では定期検診も承っておりますのでご予約お待ちしております。


