こんにちは。
エムズ歯科クリニック下落合の井手です。
今年も猛暑の日が続いておりますが、皆様熱中症など大丈夫でしょうか?
適度にエアコンを使用しつつ、しっかり水分補給しつつ熱中症対策してこの夏を乗り切りましょう。
さて、歯科治療ではむし歯で削った後に詰めたり被せたりする材料がいくつかあります。
代表的なものとしては、保険診療で使用できる金属(銀歯)やむし歯をとった直後に詰めるプラスチックなどがあります。
保険がきくので安価に治せる材料になりますが、やはり審美的な面や強度の面では不満や不安がある材料となります。
この点を改善させて、審美的にかつ長期間安定させて使用が出来る材料がセラミックスという材料になります。
基本的には、お茶碗などで使われる陶器のような材料になりますが、今では材料も変化し人工ダイヤモンドなどでも使用するジルコニアなども歯科治療の材料として使用できるようになりました。
これらセラミックスは生体にもアレルギーが無く汚れの付着もなく、かつ審美的に白くてキレイな点が大きなメリットになります。
歯に接着させる場合も、銀歯などをくっつけるセメントではなく、特殊な専用の接着剤を使用するため外れにくくまた詰め物の中からの虫歯を予防してくれる働きがあります。
このようにセラミックスは多くのメリットがありますが、反面割れてしまうことや保険適応外なので費用の面で負担が大きくなることがあります。
割れてしまう点に関しては、かみ合わせの強さや部位によりジルコニアなどの高強度のセラミックスを選択できるとその不安は解消できます。
価格に関しては、55,000円~198,000円と詰めたり被せたりする大きさや種類によって幅がありますが対応しております。
長期間、綺麗に安心して使用していけるセラミックスは治療で使える材料としてお勧めになりますので、ぜひ治療が必要になった場合は選択肢の一つとして考えて頂けたらと思います。