根っこの土台について

担当: 歯科助手 木本 | 2024.06.21

皆さんこんにちは!

エムズ歯科クリニック下落合の歯科助手の木本です!

段々雨の日が増えてきて梅雨の予感がしてきましたね。

季節の変わり目で体調を崩さないように気をつけていきましょう!

それでは今日は根っこの治療の後の材料についてお話します。

当院で扱っている材料にはスクリューピンとファイバーコアがあります。

スクリューピンとファイバーコアは、歯科治療において重要な役割を果たす材料です。それぞれにメリットとデメリットがあり、患者さんの状態や治療計画に応じて適切な選択が求められます。

スクリューピンのメリット:

強度と安定性: スクリューピンは金属製であり、非常に強い支持力を提供します。これにより、補綴物がしっかりと固定され、長期間にわたる安定性が期待できます。
再治療の容易さ: 万が一の補綴物の破損や交換が必要になった場合、スクリューピンは取り外しが容易で、再治療が比較的簡単に行えます。

スクリューピンのデメリット:

見た目の限界: 金属製のため、特に前歯部に使用した場合、見た目に影響を与える可能性があります。
歯質の削除: スクリューピンを固定するためには、健康な歯質を削る必要があり、これが歯の強度を低下させることにつながります。

ファイバーコアのメリット:

審美性: ファイバーコアは透明感のある素材で作られており、自然な歯と見分けがつかないほどの審美性を提供します。
歯質の保護: ファイバーコアは柔軟性があり、歯の自然な動きに合わせて柔軟に動くため、歯質を保護する効果があります。

ファイバーコアのデメリット:

強度の限界: ファイバーコアはスクリューピンに比べて強度が劣るため、大きな力がかかる部位には不向きな場合があります。
技術的な要求: ファイバーコアの適切な使用には高度な技術が必要であり、熟練した歯科医師による正確な治療が求められます。

治療を受ける際には、これらの材料の特性を理解し、ご自身の状態に最も適した選択をすることが大切です。エムズ歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療計画をご提案いたします。ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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