デンタルフロス:虫歯と歯周病予防の要

担当: 院長 津田 | 2024.03.26

皆さん、こんにちは。

エムズ歯科クリニック下落合 院長の津田です。

今日は、虫歯と歯周病予防に欠かせない「デンタルフロス」についてお話します。

歯ブラシは、歯の表面の汚れを落とすのに効果的ですが、歯と歯の間の汚れまでは届きません。この磨き残しが、虫歯や歯周病の原因となる歯垢です。

デンタルフロスは、歯ブラシでは届かない歯と歯の間の歯垢を効果的に除去することができます。糸状のフロスを歯間に挿入し、上下左右に動かすことで、歯垢を絡め取ります。

デンタルフロスの効果

  • むし歯予防:歯垢を除去することで、むし歯菌の繁殖を抑制し、虫歯の発生を予防します。
  • 歯周病予防:歯周病の原因となる歯垢や歯石を除去することで、歯周病の進行を予防します。
  • 口臭予防:歯垢や食べかすを取り除くことで、口臭の原因となる物質を減少させます。
  • 全身疾患の予防:歯周病は、糖尿病や心臓病などの全身疾患と関連していることが近年明らかになっています。デンタルフロスによる歯周病予防は、全身の健康維持にも役立ちます。

デンタルフロスの使い方

デンタルフロスは、以下の手順で使いましょう。

  1. 約40cmのフロスを切ります。
  2. 両手の指に巻きつけ、ピンと張ります。
  3. 歯と歯の間にゆっくりと挿入します。
  4. 歯の側面に沿って、上下左右に動かし、歯垢を絡め取ります。
  5. 歯間からゆっくりと引き抜きます。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、慣れれば簡単です。毎日1回、歯磨き後に使用することをおすすめします。

デンタルフロスの種類

デンタルフロスには、さまざまな種類があります。

  • ワックス付き:滑りやすく、歯間に入りやすい。
  • ワックスなし:歯垢を絡め取りやすい。
  • テープタイプ:幅広で、歯垢を絡め取りやすい。
  • ホルダー付き:持ちやすく、使いやすい。

自分に合ったデンタルフロスを選びましょう。

まとめ

デンタルフロスは、虫歯と歯周病予防に欠かせないアイテムです。毎日使用することで、健康な歯を守ることができます。

歯科医院では、デンタルフロスの正しい使い方を指導しています。自分に合ったデンタルフロス選びや、使用に関する疑問があれば、歯科医師に相談しましょう。

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