洗口剤について

担当: 歯科衛生士 大野 | 2024.10.22

こんにちは。

下落合、歯科衛生士の大野です。

すっかり涼しい日が続くようになりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

本日は洗口剤の魅力と効果を書いていきます!

洗口剤は、口腔内の健康を保つために使用される製品で、さまざまな成分と効能を持っています。この記事では、洗口剤の成分、効能、市販品と歯科専売品のおすすめについて詳しく説明します。

まず、洗口剤の主な成分には、ポピドンヨード、過酸化水素、塩化セチルピリジニウム(CPC)、クロルヘキシジン(CHX)、塩化ベンゼトニウム(BC)などがあります。これらの成分は、口腔内の細菌を殺菌・静菌し、口臭予防や歯周病予防、むし歯予防に効果があります。例えば、ポピドンヨードはインフルエンザウイルスなどのウイルスの感染力を短時間で低下させる効果があり、過酸化水素は口腔内の細菌を効果的に除去します。

次に、市販品と歯科専売品のおすすめについてです。市販品の中で特に人気があるのは、アース製薬の「モンダミン」シリーズです。モンダミンは、1980年代に日本市場に導入され、現在では19種類の製品が販売されています。これらの製品は、口臭予防や汚れの除去、ねばつき予防などの効能を持つ化粧品に分類されるものと、殺菌作用や齲蝕予防、歯周病予防などの効能を持つ医薬部外品に分類されるものがあります。特に、歯科医院専売の「モンダミン ハビットプロ」は、歯周病疾患原因菌の殺菌やプラークの付着抑制、抗炎症作用、出血予防作用などの特色を持ち、ノンアルコールで低刺激な使用感が特徴です。

一方、歯科専売品の中でおすすめなのは、ポピドンヨードを含む製品です。ポピドンヨードは、1%まで薄めたとしても、ウイルスの感染力を短時間で低下させる効果があり、特にインフルエンザや新型コロナウイルスの予防に効果的です。ただし、液体の色が濃いため、毎日使用する際には歯に着色しやすい点に注意が必要です。

洗口剤を使用する際には、メーカーの示す使用方法を守ることが重要です。適切な使用方法を守ることで、洗口剤の効果を最大限に引き出し、口腔内の健康を保つことができます。また、洗口剤は歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどと併用することで、プラーク除去効果を高め、より長時間持続させることができます。

最後に、洗口剤の選び方についてです。洗口剤を選ぶ際には、自分の口腔内の状態や目的に合った製品を選ぶことが大切です。例えば、口臭予防を重視する場合は、口臭予防効果の高い成分を含む製品を選び、歯周病予防を重視する場合は、殺菌作用や抗炎症作用のある成分を含む製品を選ぶと良いでしょう。

以上が、洗口剤の成分、効能、市販品と歯科専売品のおすすめについての説明です。洗口剤を上手に活用して、口腔内の健康を保ちましょう。

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