2月に入り、寒さが続く中でも少しずつ春の気配を感じる季節となりました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?エムズ歯科クリニック、技工部の石塚です。
この時期は寒さで体調を崩しやすくなるだけでなく、乾燥による口腔内のトラブルも増える時期です。
そこで今回は、冬の口腔ケアのポイントについてお話ししたいと思います。
乾燥と口臭には密接な関連性があります。
口腔内が乾燥すると唾液の分泌が減少し、その結果として口臭が発生しやすくなります。
唾液は口腔内の自浄作用を持ち、細菌の繁殖を抑える役割を果たしています。
乾燥によって唾液が不足すると細菌が増殖しやすくなり、これが口臭の原因となります。
例えば、口呼吸をしていると口腔内が乾燥しやすくなり、唾液の分泌が減少します。
これにより、口臭が強くなることがあります。
睡眠中に口呼吸をしていると、朝起きたときに口臭が強く感じられることが多いのはこのためです。
乾燥による口臭を予防するためには、以下のような対策が有効です。
■鼻呼吸を意識する
口呼吸を避け、鼻呼吸を心がけることで口腔内の乾燥を防ぎます。
■水分補給
十分な水分を摂取することで、唾液の分泌を促進し、口腔内の乾燥を防ぎます。
■ガムを噛む
ガムを噛むことで唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促進されます。
■よく噛んで食べる
食事の際によく噛むことで唾液の分泌を促し、口腔内の乾燥を防ぎます。
これらの対策を日常生活に取り入れることで、乾燥による口臭を効果的に予防することができます。
もちろん口腔内の乾燥だけが口臭の原因ではありません。
歯磨きやデンタルフロス、うがいなどで食べ物のカスを口の中に残さないことも大切です。
虫歯予防にもなりますしね!
口臭予防は日々のケアと、ちょっとした工夫で大きく改善することができます。
今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください!
もし、口臭について詳しく知りたいことやご相談がありましたら、いつでもお気軽に当院までご相談くださいね。
皆さまの健康な笑顔をサポートするためにスタッフ一同が全力でお手伝いいたします。