デンタルフロス

担当: 歯科衛生士 大野 | 2025.03.22

こんにちは、エムズ歯科クリニックの大野です。

寒さが和らぎ、春の訪れを感じる季節になりました。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますので、皆さま、どうぞご自愛ください。

さて、今回は「デンタルフロスの選び方」についてお話ししたいと思います。デンタルフロスは、歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間をきれいにするために欠かせないアイテムです。しかし、どのデンタルフロスを選べばよいのか、迷うことがあるのではないでしょうか。デンタルフロスにもいろいろな種類があり、それぞれに特徴がありますので、今日はその選び方についてご紹介します。

まず、デンタルフロスには大きく分けて「ワックスあり」と「ワックスなし」の2種類があります。ワックスありのフロスは、使い心地が滑らかで、歯と歯の間にスムーズに入っていきやすいという特徴があります。特に歯と歯の隙間が狭い方には、使いやすい場合が多いです。一方、ワックスなしのフロスは、よりしっかりと歯垢を取り除く力があり、細かな隙間にも入りやすい点が魅力です。ただし、少し引っかかりやすい場合があるため、初めて使う方は少し使いづらいかもしれません。

次に、デンタルフロスの材質にも違いがあります。ポリエステル製やナイロン製など、素材によって耐久性や使い心地が異なります。ナイロン製は伸縮性があり、やや柔らかいため使いやすいですが、丈夫さに欠けることがあります。ポリエステル製は強度が高く、切れにくいため、長時間使用しても安心です。

また、フロスの太さも選ぶポイントです。歯と歯の隙間の広さに合わせて、細めのフロスを選ぶとより使いやすくなります。逆に、隙間が広めの方には、少し太めのフロスを選ぶとしっかりと歯垢を取り除くことができます。

デンタルフロスの選び方は、個々の口腔の状態に合わせて選ぶことが大切です。もし使い方が分からない、またはどのフロスが自分に合っているのか分からないという方は、歯科医師や衛生士に相談してみるのも良いでしょう。

春の訪れとともに、口腔ケアを見直して、より健康な歯を保ちましょう。口の中がすっきりすると、気持ちも清々しく感じますよね。デンタルフロスを上手に取り入れて、毎日のケアを習慣にしていきましょう。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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