知覚過敏について

担当: 歯科助手 坂本 | 2025.08.25

こんにちは。

エムズ歯科クリニック下落合、歯科助手の坂本です。夏本番となり、連日強い日差しが照りつけ、蝉の声が季節の移ろいを告げています。いよいよ夏休みも始まり、海や山、花火大会など、楽しい行事が目白押しですね。

暑さが厳しい日々が続きますので、水分補給や休息を意識しながら、体調管理に気を配ってお過ごしください。

さて、今回は知覚過敏についてお話します。

冷たいものを食べすぎると、歯にいくつかの悪影響が出ることがあります。特に注意したいのは「知覚過敏」です。

まず冷たい刺激による知覚過敏についてです。

歯の表面のエナメル質が削れていたり、歯茎が下がって象牙質が露出している場合、冷たい飲食物が神経に直接刺激を与え、キーンとした痛みを感じることがあります。

氷や冷たいドリンクを頻繁に摂ることで一時的に症状が悪化することもあります。

次にエナメル質へのダメージについてです。

冷たいもの自体がエナメル質を溶かすことはありませんが、冷たいものと熱いものを交互に摂ると、歯が温度差にさらされてダメージを受けやすくなります。

特に、歯の亀裂や微細なヒビにつながることもあるため、注意が必要です。

最後にその他の影響についてです。

冷たいものの過剰摂取は唾液の分泌を一時的に減少させ、口内の自浄作用が弱まる可能性も。これは虫歯や歯周病のリスクを高める要因になります。

もし冷たいものを摂った時に「痛っ」と感じるようになったら、知覚過敏のサインかもしれません。フッ素入りの歯磨き粉や、知覚過敏用の歯磨き粉を使うことで症状がやわらぐこともありますよ。気になる場合は、歯科医院で診てもらうのがおすすめなので、当院で定期検診も承っておりますのでご予約お待ちしております。

冷たいスイーツや飲み物がおいしい季節ではありますが、歯にも優しく付き合っていきましょうね。

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